冬の想い出-あの子と過ごした雪の部屋-

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夏も終わり、随分涼しくなりました。冬が近づくと私はある事件を思い出してしまいます。
まだ10代後半の時で私自身子供で無知だった事もあり、本当にひどい事をしてしまった。今でも後悔の念と罪悪感が消えません。
15年以上引きずっていたのですが、反省と償いを込めて記事にする事にしました。

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出会いは旅行先のホテルで

家族で冬に長野県に旅行に行った時の事でした。泊まっていたホテルで偶然に出会ったのです。
二泊三日のスキー旅行でした。私はスキーの経験が無かったので戸惑った事を覚えています。
それは旅行に来て二日目の朝の出来事でした。
朝食のバイキングを食べにホテルの大広間のような所にやってくると、そこにはたくさんの料理が並んでいました。
客の姿はまばらで、私達は席に着いて場所を確保するとさっそく各々料理を取りに行く事にしました。
朝食バイキングなのでどちらかといえばあっさりしたメニューばかりで、まだ若かった私は少し物足りなく感じていました。

突如あらわれた白い肌に一目惚れ

出会いは本当に突然でした。物足りなさを感じながらも私は料理を物色していました。
その時です、透き通るような白い肌が私の視界に突然飛び込んできました。
白くて柔らかそうな肌、少し紅潮した顔がとても印象的なイチゴプリンでした。
しっかりとしたプラスティックの個別包装に包まれた彼女は凛とした表情でこちらを窺っていました。
私は思春期という事もあり、少し照れながらもしっかりとイチゴプリンの手を取り、席に持ち帰りました。

コンディションを整える為

席に持ち帰ったものの、すぐに彼女と一つになる気にはなれませんでした。彼女は室温を安定させるエアコンのせいで少し熱があったようでした。
私は彼女が最高のコンディションの時に一つになりたい。そう思いポケットに彼女を忍びこませました。
私の体はポケットを通し、彼女と繋がりました。この後彼女と一つになる事を考えただけで少し興奮してしまった事を覚えています。

ホテルの部屋に戻り

私はすぐにイチゴプリンをポケットから出しました。ごめん、こんな狭いところに閉じ込めて本当にごめん!許しておくれ!と心の中で叫んでいました。
もうその時私にとってイチゴプリンはとても大事な存在になっていたのです。そして私にとって彼女がそうであるように、彼女にとっても私がそうであってほしい。そう思うようになりました。私は彼女の体温を計る為に手をあててみました。服の上からとはいえ女性の体を触るのは初めてでしたので少し緊張と興奮の入り混じった不思議な感覚にとらわれました。しかし触れてみるとそんな意識は飛び去ってしまうほど彼女は熱を持っていました。
「まずい、このままだと彼女の命は・・・!」
私達の部屋は一階でしたので、私は大慌てで窓から飛び出しました。そして積もっていた雪に穴を開け、そっと彼女を寝かしつけたのです。
私達家族はその後スキーを予定していたのでその間彼女にはここで眠っていてもらおう。私が帰ってくる頃には彼女の熱も下がり、ベストコンディションとなっているだろう。そう思いながら部屋を後にしました。

悲しい事故

私は3時間程スキーを楽しんだ後、部屋に戻る事にしました。部屋に帰れば彼女が待っている。そしてようやく彼女と一つになれる。
私は少し浮足立って部屋のドアを開けました。そして窓の外を覗きこむと、そこにあったはずの彼女の寝室が無くなっていたのです。
雪が滅多に降らない地域に住んでいた私は、雪の多い地域での3時間を舐めていました。寝室は新しく降り積もった雪に塞がれて、影も形もなくなっていたのです。

あきらめない力

私は信じました。二人の絆はこんな事で途切れないと。私は大慌てで部屋から電気ポットを持ち出し、彼女の寝室があったと思われる場所めがけて湯を放ちました。
飛び散る汗。流れる涙。飛び出す湯。私は何度も何度もポットのボタンを押し、湯を放ち続けました。

運命の悪戯

私の中で諦めにも似た感情が芽生えだした頃、ついに奇跡は起こりました。湯をかけた場所から彼女の頭が現れたのです。私は慌てて彼女に近寄りました。
そしてベッドの中から彼女を抱き上げたのです。
しかし、彼女は既に変わり果てた姿になっていました。そう、雪の中で冷やされていた彼女のプラスチックの衣装は突然空から降り注いだ湯の高温に耐える事が出来なかったようです。
誰もが羨むようなスタイルだった彼女は悲惨なまでにへしゃげてしまっていました。
その姿を見て私は涙しました。声をあげずにひたすら涙を流しました。私の声が彼女に聞こえてしまわないように。彼女自身が自分の変わり果てた姿に気付いてしまわないように。

別れ

彼女の変わり果てた姿をそっと抱きしめて、私は彼女の衣装を優しく脱がしました。姿が変わってもやはり私は彼女の事を愛していたのです。
愛してる、と囁きながら彼女を一気に口に放り込みました。ようやく私達は一つになれたのです。そして、永遠を手にいれたのです。しかしそれは別れを意味していました。私は涙がこぼれないように空を見上げました。冷たい雪は容赦なく私に降り注ぎます。しかし私はその場を離れませんでした。
彼女との想い出が消え去ってしまうような気がして。

まとめ

ヒマを極めた結果、このような内容になってしまいました。反省しています。いや、していません。皆さんも温度差には気をつけましょうね!!!

眠れなくて色々な枕を試しているけど

肩こりがひどくなり始めてから色んな枕を試しています。ストレートネックにはタオルを丸めた物がいいという話を聞き、それにも挑戦しました。しかし寝ている間にズレたりでやはり眠れません。最近はストレートネック用枕なんていうのもあるみたいで、これなら快眠できる日がくるのかもしれませんね。

「私はこれで、枕難民を卒業しました。」→まったく新しいストレートネック枕の“あり得ない”秘密とは?

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